令和6年11月29日
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年収の「壁」について
先日、自民党と公明党、国民民主党の政調会長会談が行われ、いわゆる「103万円の壁」を見直すことを盛り込んだ新たな経済政策の内容について3党が合意し、政府が経済対策をまとめる予定であると報道がありました。
そこで今回は103万円の壁を含む、様々な年収の壁についてご案内致します。
〇税金に関わる壁
100万円超:本人が住民税の課税対象者となります。
103万円超:本人が所得税の課税対象者となります。
150万円超:本人が配偶者特別控除の満額(38万円)の対象でなくなり、配偶者の控除
額が減少します。以降本人の収入が増加するに伴い、控除額が減額してい
きます。
201万円超:本人が配偶者特別控除の対象外となります。
〇社会保険に関わる壁
106万円超:勤務先によっては社会保険加入の対象となります。
加入要件は「事業所の被保険者の総数が常時51名以上」、「1週の所定労働
時間が20時間以上」、「賃金の月額が8.8万円以上」等です。
130万円超:勤務先の被保険者の総数に関わらず、社会保険加入の対象となります。

参考:厚生労働省 『年収の壁について知ろう』あなたにベストな働き方とは?
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