Break Time No.51 マイナンバーカード健康保険証として利用可能に(令和3年10月15日)

Break Time

令和3年10月15日

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マイナンバーカード健康保険証として利用可能に

 今月の20日から全国の病院や薬局などでマイナンバーカードの健康保険証としての利用が本格的に運用される予定となっております。今回はマイナンバーカードの健康保険証利用についてお伝えします。

マイナンバーカードの健康保険証利用のメリット

 一番のメリットは、来院時の保険証確認をスムーズに行う事ができる点です。使い方は医療機関の受付にある端末にマイナンバーカードを置いて、端末のカメラで顔認証して本人確認するだけです。この方法であれば病院の窓口担当者にマイナンバーカードや保険証を提示する必要はなくなります。

 他にも、従来限度額以上の医療費については受診者が一時的に立て替える必要がありましたが、マイナンバーカードでの資格確認により立て替えが不要となったり、確定申告での医療費控除も、マイナンバーカードとの連携で情報が自動登録される等のメリットがあります。

(注)オンライン資格確認が導入されている医療機関・薬局では、マイナンバーカードを持参すれば健康保険証がなくても利用できますが、オンライン資格確認が導入されていない医療機関・薬局では、引き続き健康保険証が必要です。

〇申込みについて

 マイナンバーカードを健康保険証として利用するには、健康保険証利用の申込みが必要です(原則、生涯1回のみ)。健康保険証利用の申込みを事前に行うには、マイナンバーカードとカードリーダー機能を備えたデバイス(スマートフォン、PC+ICカー ドリーダー)を用いる必要があります。その他、セブン銀行のATMや一部チェーン薬局の窓口でも申込が可能です。

〇どこで使えるようになるのか

 「マイナ受付」のステッカー・ポスターが貼ってある 医療機関・薬局で使えるようになります。利用できる医療機関・薬局は厚生労働省の HPで公開されています。

マイナンバーカードの健康保険証利用対応の医療機関・薬局等についてのお知らせ
マイナンバーカードの健康保険証利用(マイナ受付)に対応した医療機関・薬局についてお知らせするページです。マイナ受付が可能な医療機関・薬局には「マイナ受付」のポスター・ステッカーを掲示しています。

 現状はプレ運用として一部の病院、薬局だけで運用されていますが、対応する医療機関は順次拡大する予定となっており、国は「令和5年3月末には概ね全ての医療機関等での導入を目指す」こととしているようです。

〇担当者コラム

 実際に私も申し込みをスマートフォンから行い、健康保険証としての利用可能な状態にしました。マイナポータルというアプリから申し込みを行うのですが、エラーが出て手続きに手こずりました。原因はiPhoneのデフォルトブラウザをchromeに設定していた事によるものでした。(マイナポータルアプリがSafariでの起動を前提として作られている)iPhoneで申し込み予定の方はご注意下さい。

 公明党がマイナポイント3万円付与を提案しているようなので、この提案が実現すればマイナンバーカードの利用者がますます増える事になりそうですね。


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