Break Time No.67 ゲームで稼げる!?NFTの世界(令和4年6月15日)

Break Time

令和4年6月15日

本サイトの情報は、正確であるよう努めておりますが、万が一、情報が不正確であったことによる損害について、一切の責任を負いかねます。

ゲームで稼げる!?NFTの世界

 政府は6月7日、デジタル社会を実現するための政策を示した「重点計画」の改定版を閣議決定しました。昨年末に策定した重点計画に、ブロックチェーン技術を基にした新しいインターネットサービス「Web3.0」の推進などを新たに盛り込んだものだそうです。今回はこのWeb3.0の中からNFT、 X to Earnについてお伝えします。

○NFTとは?

 NFTとは、「Non-Fungible Token(ノン-ファンジャブルトークン)」の頭文字を取ったもので、日本語で「非代替性トークン」という意味です。

非代替性トークン⇒替えが効かない唯一無二であること

トークン⇒ブロックチェーン技術を使用して発行した暗号資産

つまり、従来では簡単に複製可能であったデジタルデータをブロックチェーンの技術を使い、唯一無二である事を証明する技術の事をいいます。

 そしてこの技術を用いた「X to Earn」に注目が集まっています。

○X to Earnとは?

 X to Earnとは、Play to earn(遊んで稼ぐ)、Move to earn(動いて稼ぐ)等何かをして稼ぐという意味で、最近では歩いて仮想通貨が稼げる「STEPN(ステップン)」というアプリが注目を集めていました。 Play to earnはゲーム内で条件を満たす等して仮想通貨と換金できたり、希少なアイテム等は高値で取引がされるため、稼ぐ事ができます。

〇本当に稼ぐ事ができるのか?

 あくまでも稼ぐ事ができるのは仮想通貨であるため、価格の変動リスクが伴います。先ほどのSTEPNも暴落をしているようで、全盛期のように稼ぐ事はできないようです。また、稼ぐためにはある程度初期投資が必要です。例えばSTEPNでは仮想のスニーカー(これがNFTです)を購入して、歩いた歩数に応じて仮想通貨が手に入るようになっています。

 仮想通貨であるという事を考えると、安定して稼ぐ事ができるとはいえないと思います。

〇担当者コラム

 私も実際に4月末にPlay to earnのゲームに初期投資をしてプレイしてみましたが、5月中旬から仮想通貨が全体的に暴落をしてしまい、原資を回収するのもままならい状況です。(稼げる金額も雀の涙ほど)

 今はまだやっている人も少ないかもしれませんが近い将来には、多くの人がX to Earn、何かをしながら稼ぐという世の中になっているのではないかと思います。


コメント

タイトルとURLをコピーしました